7月は田んぼや養殖池と、何かと作業が続いた。
雨季とは名ばかりで?、暑く晴れた日も多かった。
暑さに慣れっこの孤児院のみんなも、さすがに
後半は疲れが出たのか、少し肌寒い日があると、
風邪気味の子どもが目立った。
そんな様子を察して、スンタン先生の奥様が
手作りの具沢山ぞうすいを、先日、ふるまって
くださった。
先生の奥様は料理上手で、奥様が来ると、
みんなが台所をのぞく回数が増える(笑)。
リズムよく野菜を刻む音がしたと思ったら、
にんにくと香辛料の香りがして、豚肉を
じっくり炒めておられる。NPOが寄付した
干ししいたけもたっぷり入って、体も心も
はふはふ喜ぶぞうすいが出来上がった!
どんなとき食べるのですか?とスンタン先生に
うかがうと、風邪のときや、元気がほしい
ときに、妻がよく作ってくれます、と笑顔が
返ってきた。
みんな汗を流しながら、満足するまでお代わりを
していた。私ももう一杯。
先生と奥様の二人三脚が、子どもたちの元気を
支えている。
増田
+++++