Cambodia 孤児院支援*現地レポート*自立人道支援プロジェクト

カンボジアのPCO孤児院★現地滞在のボランティアスタッフのレポートブログ*(2010年5月~)


2011年12月12日月曜日

12月11日(日)いよいよシェムリアップへ<船津>

12月8日からカンボジアに入り、プノンペンでの買い物を終え、今日はシェムリアップに到着しました。

昨日は、交渉の末、車が購入されました。セアロが、滞在支援先のPCO孤児院へ寄付されたワゴン車です。今まで子どもたちは、スンタン先生の車の荷台に乗って、実習ファームに通っていましたが、この新しい大きな車を見て、喜ぶ子どもたちの顔が浮かびます。

日本からのサポーターの方が、車購入後も、エンジンオイル、ギアオイル、フィルターの交換など整備を整えてくださいました。
その方がおっしゃっていた言葉。
「物にも意識がある。大切に使ったら、物もそれに答えてくれる」
いつもセアロ、亜弥迦さまがおっしゃられているお言葉と同じでした。
その心を自分自身が心から習得し、子どもたちに伝えられるようになりたいと思いました。


















日本では、ガソリンスタンドでオイルの交換やタイヤ交換などをまとめてできますが、カンボジアはそうはいきません。
 オイル交換の店では、オイルだけを売っていました。








ミシンを購入した問屋街でもそうでした。ボタンを売っている店、ミシン糸を売っている店など…

量販店での効率の良い買い物になれている日本人。何でもまとめて効率よく買い物を済ませたい日本人にとっては、1つの買い物をするのも大変です。

ここでこれも一緒に売ったら売れるだろうなと思うものが、別のお店に行かないと変えないような状況でした。日本は、本当に物には困らない便利な国だとつくづく感じます。





今日は、早速スンタン先生の運転で、支援物資や荷物をたくさん積んで移動しました。
プノンペン~シェムリアップまで、6時間以上の長旅。ノンストップで車を走らせ、到着したのは夕方5時すぎ。あたりもだんだん暗くなってきました。


前回7月~8月に滞在していた頃に比べると、ここ数日は朝晩涼しく過ごしやすい気候です。
カンボジアのじりじり照りつけるような暑さも、うだるような蒸し暑さも今日まではそれほど感じません。私が日本に帰った後、カンボジアでも洪水があり、とても大変だったそうです。今は、雨も上がり、乾季に入っています。前回の滞在中は、雨の為なかなか進まなかった農作業や建築作業。今回は、炭焼きや外での仕事もはかどりそうです。

明日は、午前中にPCO孤児院を訪問します。4ヶ月ぶりに会う子どもたち。
日本に帰るときの約束は守れているかな??
子どもたちへ再会できる喜びと、どんな風に暮らしていたのかなというなんともいえない気持ちです。でもやっぱり早く子どもたちへ早く会いたいという想いが一番強いです。

また、PCO孤児院には、新しい子どもたちが10名ほど増えているそうです。
前回頂いた体験を踏まえ、新しい気持ちで、子どもたちの生活・衛生が少しでも改善されることを目標に、自分自身と子どもたちに向き合ってきたいと思います。

みなさまからのサポートにより、今回も滞在支援をさせていただけることに心から感謝いたします。
引き続き、よろしくお願いいたします。

(reported by KABAKO)