Cambodia 孤児院支援*現地レポート*自立人道支援プロジェクト

カンボジアのPCO孤児院★現地滞在のボランティアスタッフのレポートブログ*(2010年5月~)


2011年12月17日土曜日

12月16日(金)暮らし<大久保>

孤児院での滞在も3日間が経過しました。
未だ、環境を整えることに従事中。

「人として暮らす」ということはこういうことなのかなと実感しています。
3日となれば、ゴミもたまり出し、ゴミ処理が必要。
今日は穴を掘りました。
生ゴミ用、燃えるゴミ用、燃えないゴミ用です。


←すぐに一人の男の子が手伝いに来てくれます。
へっぴり腰でやっているから、見かねるのでしょうかね^^;








完成です。







1日3度の食事。
時刻になると「食事はどうなっているの?」
と待ちかねている声がかかり、そうよね・・・と慌てて食事作り。基本はごはんと味噌汁が中心です。
昼食はKABA子さんがカレーを作ってくれました。


洗濯。










床ふき。

寝床の確保。
今回は松永さんと運転手のパーラーさんが自らのベッドを作製。


←滞在スタッフもベッド作りなどの土木作業にはいつも参加。
一緒に作ります。








←ベッド作りの合間に日本から持参したいろんな種類の種を植え付ける
松永さん。








ベッドが夕方には完成しました。早い!
子供達の勉強机にもなるように高さを考えて作られています。








←蚊帳のセッティング








立派なベッドが出来ましたよ~!!







買い物。
市場へ行きます。朝晩は冷えるので毛布を買いに。
食べ物も冷蔵庫がないためすぐに腐ります。
保存がきくもので最小量で。
市場は人も店も多くて雑多。
混雑している上、言葉も通じなかったり、一苦労。
でも、KABA子さんは交渉も上手です。

私は何回行っても、店を覚えられず、いかにぼーっとついていっている
だけなのかがわかります。(苦笑)

水浴び。
昨日からお部屋の水は断水なので、
井戸からバケツで水を運びます。
まだ、水があるだけましです。
ここでも、行動を察してすぐに子供達が手伝ってくれます。
助かります。

日本ではなんともない生活。
こちらでは時間も労力も使います。
物の管理も外にポイと出しておくだけではすぐに埃がかぶったり、
ありやごきぶり、はえなどの虫が寄ってきます。

だけど、今は電気はついていますし、
空には満点の星。
心地よい風を受けたり、1日1回の至福の甘いコーヒーを飲むとき
ほっとします。
まだまだ子供達の表情は固く思いますが、それでも笑顔はかわいい。
これからもっとなじんできたら愛くるしい笑顔がみれるでしょうね。
楽しみです。

今日はセアロから子どもたちへケーキのプレゼントがありました。
一人一個大きなケーキ。
前回滞在時より11人も増えた子ども達は現在29人。3歳から18歳までです。
名前と年齢と学年を一人ずつ日本語で自己紹介してもらい
お渡ししました。











みんなで「モエ、ピー、バイ(1、2、3)いただきます!」
と大きな声であいさつうをしてから、かぶりつくように頬張っていました。











夜には滞在スタッフによるクメール語初級クラスの授業。
子ども達は声を張り上げて受けています。
そばで聞いていて、とっても難しい!!
全然わかりませ~~~ん!!

でも、きっと勉強楽しんだろうな。
そう思わせるぐらい子ども達はイキイキと学んでいました。












今日もあっという間に1日が終わってしまいました。
日本語授業もがんばります。

<Reported by TOMIKO>