Cambodia 孤児院支援*現地レポート*自立人道支援プロジェクト

カンボジアのPCO孤児院★現地滞在のボランティアスタッフのレポートブログ*(2010年5月~)


2011年12月11日日曜日

12月10日(土)プノンペンに到着しました<大久保>















12月8日にプノンペンに到着しました。
今回は人数が少ないので、運ぶことのできる荷物も制限されています。

けれど、事前の準備中に朗報として航空会社の積載量が増量したと知り、
喜ぶも、それが、個数制限があって、逆にダンボール箱を積み重ねて、
個数を減らす必要があったり、
チェックインぎりぎりまで、荷造りしての旅立ちとなりました。


翌日からは今回の孤児院でのミシン導入にあたって、
ミシン購入と市場調査の開始です。

プノンペンのミシン専門店が並ぶマーケットに行き、
細部にわたって、念入りに品定めをし、購入するミシンと探します。
その様子にはカンボジア人たちはあっけにとられて、ぼーっと立ちすくして
見ているばかりでした。











そして、購入しようとするミシンを見つけて、使えるようにセッティング
をしようとすると汚い!汚い!
すかさず、先頭を切って買い物をしてくださる亜弥迦さんから
店員に檄が飛びます。

店員に変わって、私達がきれいに掃除をしました。
泥なのか、埃なのか、油なのかわからないぐらい黒くなっていました。











シンナーに似たアルコールをたっぷりつけて掃除です。
すると、きれいになるんですよね。
見違えるようになりました。
日本ではアンティークとして、価値があるような、今では流通して
いない足踏みミシン。
それが今でも使えるのは丁寧に扱ってきたからだろうとのこと。

なるほどな。
物を大切にする重要ポイントだ。
明治のおばあちゃんがきれいに掃除をされている様子が目に
浮かびました。
この後もしっかりと子ども達と一緒にきれいにしていこうと思います。
そうそう、ここまで当たり前のように書いていましたが、ミシン屋さん
に置いてあるミシンは、ほとんどが日本製で有名メーカーのものでした。
日本の物は価値があるんですね。





いまや日本ではアンティークショップでしか買えない代物?!







同行の水野さんの交渉の下、
最後まで失礼な対応をした店でしたが、
立派なミシンが3台購入することができました。
暑さの中、ねばりにねばり、入念にさらに輪をかけたような
見回って見回っての買い物でした。

その後は、布屋さんに行き、
子ども達の手習いとなるような布を購入しました。
巾着袋やギャザースカートを作る予定です。











さぁ、私も足踏みミシンの手習い開始です。

<reported by TOMIKO>