Cambodia 孤児院支援*現地レポート*自立人道支援プロジェクト

カンボジアのPCO孤児院★現地滞在のボランティアスタッフのレポートブログ*(2010年5月~)


2011年12月13日火曜日

12月12日(火)夢膨らむ♪<大久保>










今日はいよいよPCO孤児院の再訪です。
子ども達は元気かな?
孤児院は一体どんな風になっているのだろう。
そう思いながら、がたがたと極まりなく舗装していない道路を
30分弾みながらたどり着きました。

午前中に登校していない子ども達が出迎えてくれました。
セアロや亜弥迦さんがいらっしゃるから、緊張しているのかな?
面持ちが幾分、固いような気がしました。

孤児院の第一印象はゴミもなく、きれいでした。
掃除好きの女の子がいないと聞いて、荒れているのでは?と
思っていたのですが、意外に?!きれいにしているのには驚きました。

隣の敷地との境目を越えて、ゴミをポイと捨てることも多かったのですが、
ほとんどなくなっていました。






←教室や子ども達の部屋には本棚や水飲み場が設置。





共に滞在予定のKABA子さんに感想を話すと
KABA子さんが4ヶ月前に滞在していたときに
1日3回掃除をして、彼女なりに工夫をして身につくように促したとのこと。

今日だけ特別の可能性はあるとしても
変化あり!です。KABA子さんのがんばりが伝わってきました。

しかし、残念なのは大人の振る舞い。
宿舎やミシンなどの勉強部屋に使用としていた建物の建築が止まっていました。
床にタイルを敷くようにとドネーションを受け取っていたのに、進んでいませんでした。
言い訳が続き・・・。大人に問題ありです。

一方、午後からは、実習ファームであるバンテンアスレイにみんなで視察に行きました。
ここでは3ヶ月滞在予定の松永さんが椰子の木を使って、ドラム缶で炭を焼いたり、バナナを植樹したりと
いろいろと計画中の場所です。

炭をやろうとしている松永さん。なんと、ファームの入り口でこれまで見たことのない
炭を作っているかまどを発見!
なんとまぁ。

奇遇☆










ここは洪水した土地。
どうなっているのかなと思いきや、その増水によってか、きれいに余計なものは洗い流されたかのように
淘汰され、残っている木々には水分がいきわたって、発育が進んでいるように見えました。













←ニームの木。
もとは小さな苗木を植樹。
ここまで大きくなっていました。







←恒例の穴堀の穴には水が!!聞いていた話どおり






バナナの木に思い入れの強い松永さんは構想を膨らませ、
「日本の皆さんに完熟バナナを食べさせてやりてぃ」と話し、
「松永バナナ農園」もまんざら手の届かない話でもなく、夢はどんどん膨らんでいきました。

と、その前に移住計画案もあるのです。しかも、カンボジア支援ではいつもドライバーとして働かれているパーラーさんと
二人でというお話。











「ここがいいよ。トイレは近いほうがいいから」
「もう、なんでも松永さんの自由にしていいから☆」
と、甘い誘いの言葉が連発で。
もう、みんなで話していると笑いが絶えませんでした。

完熟バナナ食べ放題ツアーinカンボジアもすぐに敢行かもしれません。
こうご期待♪

バナナについて熱く語る松永さん。
とっても格好いいです!!



<Reported by TOMIKO>