Cambodia 孤児院支援*現地レポート*自立人道支援プロジェクト

カンボジアのPCO孤児院★現地滞在のボランティアスタッフのレポートブログ*(2010年5月~)


2011年12月16日金曜日

12月15日(木)カンボジアの生活を感じて<船津>

今朝は、孤児院の電気の供給量が足りないため朝から断水。
宿舎横の建物の床のタイル張りを今日も引き続き行う予定で、朝から砂を買いに行きました。

しばらくしたら断水も復帰するかもしれない・・・という期待もはずれ、今日は一日中断水したままでした。

前回の滞在中も、停電や断水は度々あり、子どもたちはいつもと変わらない様子で、井戸でバケツに水を入れ小さい子どもたちも器用に重いバケツの水を運んで、畑に水遣りをしていました。

蛇口をひねると当たり前に水が出る日本の生活。電気や水道のない生活をする度に、日本で暮らす自分は本当に恵まれていると感じます。

お昼からは、昨日からカンボジア入りしたミャンマー縫製チームのメンバーと一緒に近くの市場へ市場調査を兼ねて、野菜の買出しに出かけました。














「ミャンマーとカンボジアのマーケットは同じです。違うのは、言葉だけ。あとは何も変わりません」と初めて訪れるカンボジアでも慣れた様子で買い物です。

初めてカンボジアの市場の肉屋さんの様子を見てとカルチャーショックを受けた私とは大違いでした。

ジャガイモ1kg3000リエル、玉ねぎ1kg2500リエル、白菜1kg4000リエル、なす1kg3000リエル…

「ミャンマーに比べてカンボジアの野菜は高いです」と彼女たち。しっかり値段を聞いてメモをしながら買い物をしました。(4000リエル=1ドル)

その後は、今日からPCO孤児院の建設中の建物で寝泊りをする松永さんとパーラーさん(カンボジアのドライバーさん)のベッドを作るための資材を購入するために材木屋さんに出かけました。











着いた先で設計図を描いて、角材と板を何枚購入するか検討し、ベッド2つ分の資材を購入。明日は、ベッド作りです。

今夜は、出来立てのお部屋にござを敷き、蚊帳を張り、松永さんとパーラーさんのお部屋完成。わしは、ござさえあれば十分と松永さん。頼もしい限りです。

ミャンマーで作られた蚊帳は、あたたかくてプライベート空間も作れ、「これはいいね」と早々に蚊帳に入りおやすみになりました。
一日働いて、ぐっすり眠る。規則正しい生活です。

(reported by KABAKO)