Cambodia 孤児院支援*現地レポート*自立人道支援プロジェクト

カンボジアのPCO孤児院★現地滞在のボランティアスタッフのレポートブログ*(2010年5月~)


2011年12月14日水曜日

12月13日(火)PCO孤児院滞在スタート★<船津>

今日の午後、滞在していたアパートから孤児院のボランティア宿舎へ荷物を移動させ、大久保さんと2名で孤児院での滞在支援が始まりました。

今回一緒に3ヶ月間カンボジアへ滞在の松永さんは、宿舎横の建築中の建物が完成したら、こちらに移動の予定で、まずは私たち2名が先に滞在を開始。
今朝は、亜弥迦さん、松永さん、水野さん、ウィンさん、ドライバーのパーラーさんと孤児院のスタッフ、子どもたちが協働で宿舎横の未完成の建物の床に、タイルを張るためのコンクリート打ちが急ピッチで進められました。

 

亜弥迦さんは、その現場の様子を見ながらサポートされつつ、その傍らの屋外で今回導入されるミシンに丁寧に磨きをかけられていました。
物を大切にする心。本気で取り組む姿勢。そのお背中から日々見せていただいています。ミシン志望の男の子が、興味深々で亜弥迦さんがミシンを掃除されている様子を見ていました。

人生経験豊富で、知恵と工夫にあふれ、好奇心旺盛なセアロと同じお年の松永さん!(実習ファーム移住計画も!!)

初参加の水野さん。今回は1週間のカンボジア滞在ですが、車両やミシンの購入の際の交渉、実習ファームの農業計画、床のタイル張りの資材購入・段取り・作業など多方面に大活躍。(一時帰国とのことで再び帰ってこられる!)水野さんの心と頭の使い方。その大きな心と細やかな心配りが本当に勉強になります。ご自身で向上心を持って培ってこられたものだと想像します。同世代と思えないたくましさと豊かさです。


カンボジア入りして6日目。一緒に滞在しているボランティアの方々から見せて頂くもの。一緒に働かせていただくことは、本当に自分にとっての貴重な体験です。


さて、子どもたちは。。。昨日訪問した際は、少し緊張した様子でしたが、今日は幾分か表情もゆるみ、屈託のない笑顔で迎えてくれました。

「かばこさ~ん」「登美子さ~ん」宿舎を掃除していると、ずっと窓越しに小さな子どもたちが見ています。

7月の滞在支援の際に完成したボランティア用の宿舎。大久保さんが前回滞在した時は、まだ完成しておらず今夜は初のご宿泊!!
子どもたちとの共有スペースで寝食を共に体験した経験がある大久保さんだからこそ、このスペースのありがたさを余計に感じている様子でした。

宿舎に保管してあった荷物の埃やくもの巣をはらい、床・天井・壁・窓を拭き、今回持参した荷物を搬入。やっぱり1人と違って、2人で掃除すると早いですね!
掃除をしながら、前回の滞在のこと、これからの滞在支援のこと、思いが巡り胸がいっぱいになりました。(またここに戻ってこれたんだ…。)


夕方には、孤児院のスタッフのビセットさんが行われているクメール語(カンボジア語)の授業で、元気な子どもたちの声が教室中に響き渡っていました。

明日は、ミャンマーの縫製チームのメンバー2名も到着。週末にかけて日本人ボランティア4名も参加予定です。
いよいよスタートです!!

(reported by KABAKO)