今朝は、丸2日以上断水が続いていたPCO孤児院の宿舎にお水が復旧しました。お水のタンに水をくみ上げるモーターパイプが原因だったようです。モーターを新しくスタッフのシヌーンさんが取り替えてくださり、宿舎でもお水が使えるようになりました。
お水にしても何にしてもでないもの、ないものは仕方ない…自分ではどうにも出来ないものだからとわからないことをすぐあきらめそうになります。自分でどうにか改善できるように、わからないことは出来る人に聞いて、少しでも早く状況が自分でも解決できるように…
自分から動くこと、自分で考えそのままにしないことを実践していきます。不便を感じた分だけ、便利さを感じることもできました。
午後からは、PCO孤児院の運営をされているスンタンさんやスタッフの方たちと日本人ボランティアが集まり、セアロ・亜弥迦さんとミーティングが行われました。
ミーティングの中で、スタッフのビセットさんから子どもたちがみんな英語の学習をしたいと思っているとのお話がありました。ここカンボジアでも、英語の塾に通う子どもは少なくありません。
セアロは「本当に勉強をしたかったら、特別な学校に行かなくても自分で勉強することが出来る。私たちは、成績のいい子を育てるのではなく、知恵を付ける。心が美しいことが一番大切。」とおっしゃいます。「日本語は、心を学ぶためのツール」
私も、学生時代、英語を学びたいと英会話教室に通ってみたり、教材にお金をかけたりしました。でも、ほとんど英語を使うことができません。自分で必要性を感じ、目的を持って学ぶことが本当に大切なことだと改めて思います。
今、クメール語(カンボジア語)の学習の必要性に迫られてます。(汗)だいたいは、片言の英語と日本語とクメール語を織り交ぜて、時には絵を描いてコミュニケーションが取れていますが、肝心なところが伝えられなくて、もどかしいこともしばしば。。。
これから、私たち日本人ボランティアとミャンマー縫製チームのメンバーはクメール語を。PCOのスタッフの方は日本語をお互いに学習していく予定です。
まだまだ色々なことがこれからですが、一歩ずつ少しずつでも前進して、信頼関係を築いていけたらと思います。「知恵と工夫」「自分でやったことに責任を持つ」課題は日本人もカンボジア人も同じです。
今日は、先日購入されたミシンで、ミャンマー縫製チームのメンバーのアイテム第1号が完成していました。
日本で人気のワーク用の腰に付けるタイプのバック★ロンジー生地を使ってとってもステキです。
どうぞお楽しみに!
(reported by KABAKO)