Cambodia 孤児院支援*現地レポート*自立人道支援プロジェクト

カンボジアのPCO孤児院★現地滞在のボランティアスタッフのレポートブログ*(2010年5月~)


2011年2月13日日曜日

2月12日(土) みんなでバンテアスレイへ <大久保>

昨日までに楽しみにして準備した鍋、皿、スプーン、くわ、スコップ、たらいなどを携えて出発。
25名の子どもの大移動の始まりです。

荷物と一緒にぎゅうぎゅう押し詰め。
揺れること約1時間あまり。
午前8時15分に到着。
日本人のみなさん、カンボジアのみなさんが気持ちよく過ごせるように、掃除をしました。


しばらくすると皆さんが到着し、ご挨拶をすませ、いよいよ恒例のカレー作り。ご挨拶する辺りから、子ども達は緊張気味?!
大勢のはじめての人たちと接するのはドキドキするもの。私も人のことが言えないなぁと思っていました。


さて、まずはかまどを作って火をおこします。
たくさん勉強してきたのですが、ごはんの材料は?と質問しても、「米と水」という答えもわからず、「レンガをとってきてください。」

「てつだってください」も意味が理解できていなかったようです。ガッカリ!!

皆さんが、帰った後は、もう一度、ごはんの作り方、カレーの作り方の勉強だ!!^^


火を起こしだすと、子ども達の出番はすぐそばの大きな穴掘り。
11,12月と稲の収穫で掘りに来ることが、できなかったという大きな穴は少し狭まってしまい、土の固いこと固いこと。水をひいてきて、泥状にしてから運びます。



「走れ!!もっと土を入れろ!!」声がかかるとみんな一所懸命。


のどがカラカラにになるまで、みんなで働き、やっとお待ちかねの昼食。



みんなで働いた後に外で食べるカレーは美味しい〜☆
もともと食欲旺盛の彼らは何回もおかわりして、鶏肉をほおばっていました。


ウォーターメロンのデザートを食べた後は、後片付け。
持参するときから大きなケースに詰め込んで運ぶ備品は、使った後、それもカレー(洗いがあまい)なので、しまうのは大変。



ひととおり、片付けが終わるとセアロからお菓子とジュースのプレゼント。
子ども達の瞳が輝きます。


ご挨拶後は一気に飲み干していました。再び揺れて帰ります。途中、スンタン先生が後ろの座席に「
落ちないように」と声をかけます。働いて、疲れていると眠ってしまい車から落下するのを防ぐためです。


帰りには、全員でP.C.O孤児院に寄られ、今度さらに孤児院がよくなるための検討がなされました。
皆さんが帰った後は、もう一度食器の洗いなおし。女の子大活躍!



「とみこさん 終わりました。お疲れ様でした。」と話す様子は達成感に満ちてました。



明日はここ、P.C.O孤児院で昼食作り、レモングラスを用いた染色、レモングラスティーの選定の予定です。
(Reported by TOMIKO)