Cambodia 孤児院支援*現地レポート*自立人道支援プロジェクト

カンボジアのPCO孤児院★現地滞在のボランティアスタッフのレポートブログ*(2010年5月~)


2011年2月14日月曜日

2月13日(日)P.C.O孤児院にて <大久保>

今日は日本人のみなさん、カンボジアの皆さんがP.C.O孤児院が来られ、昼食を作る日。
連日、たくさんのみなさんに会える、日本の料理は美味しいと子ども達は嬉しそう。

みなさんが到着され、早速、昨日リーダーも決めて、ご挨拶をしようとするも、そのリーダーが池の世話に行って不在。ピーンチ!!このピンチを誰もカバーすることができず、あえなく撃沈。
明日は再チャレンジを願います。


さて、さっそく昼食作り。今日の献立は鶏肉入りの炊き込みご飯と野菜と卵が入ったスープ。
子ども達は昨日、見ていたように木を集めて、レンガを運び、かまどを作ります。
火に対しては恐怖心もないようで、お手の物。
ただ、炭を多く使いすぎているかな?

食事作りのその一方では、
孤児院で栽培しているレモングラスの生葉をその場で収穫し、NPO Shien Tokyoの水谷さん指導の下、シルクの糸の染色が始まりました。

大きな鍋を用いて染色です。
焚き木も大きな木を用いて、火を起こすのも大変。汗が吹き出ます。
染色する人たちはシルク染色チームができていて 日本の皆さん、カンボジアの皆さん合同です。

両者ともに、ときには競い合い、ときには協力して、染色を完成させていました。
帰宅されるときはまだ、生糸は乾いていなかったので、どんな色に染まるのか。
これからその糸を使って何にするのか。シルク村支援を行っている長淵さんは満面の笑みで携わっていました。

そうこうしていると、時間は経ち、昼食のできあがりです。

仏教国カンボジアでは、お坊様に先に召し上がっていただく…、
頭からすっかり抜けていて、途中で思い出すも
子ども達にも今にも食べることができるような状態でお預けする形になってしまい、申し訳なかったと思います。これから、肝に銘じたいと思います。

今日の昼食のメニューは子ども達には珍しかったと思います。


一般的にアジアでは平皿に御飯とおかずが数種あり、それを取り分けて食べるのが習慣のようです。
孤児院では、いつもは平皿にごはん(米)とおかずが1種類です。混ぜたごはんは食べません。
美味しかったようで、昨日のカレーと同じ量の御飯を炊いたのですが、ほとんど残りませんでした。

その後、長崎からカステラを持参して参加された君島さんからのおやつのプレゼントです。
昨年はカステラだけを託されたそうで、今年はひとりずつご自身で手渡されました。
子ども達は大喜びで、3口ぐらいで食べていました。
カンボジアにはめったにないと話し、そうでしょう、日本でも長崎だけです。。。
私もありがたく頂戴いたしました。

夜は大変疲れたのでしょう。
8時半にはすべての部屋が消灯されていました。
明日も日本の皆さん、カンボジアの皆さんが来られます。
明日は何があるのかな?
何が食べることができるのだろう?
そんなことを考えながら、いやいや、そんなことも考えずに眠りについているのでしょうか。

(Reported by TOMIKO)