Cambodia 孤児院支援*現地レポート*自立人道支援プロジェクト

カンボジアのPCO孤児院★現地滞在のボランティアスタッフのレポートブログ*(2010年5月~)


2011年2月27日日曜日

2月26日(土)洗濯物 <大久保>

子ども達の洗濯物。
基本は「汚れたら自分で洗う」です。
しかし、他人に自分のものを触ってほしくないと嫌う子ども以外は、部屋に置かれた洗濯物入れ(30cmx30cmx60cm)に投げ入れられ、それが全部で4つ。

それをコムロンさんが洗います。
ときどき、スントン先生の知り合いの方が洗濯物を洗いに手伝いに来てくださいます。


洗濯槽としてコンクリートで固めて作った箱のようなものがあります。(40cmx100cmx20cm)
そこに水をためて、洗濯物を入れて洗います。
すすぎは2回。
それが、洗濯の量もさることながら、汚れが全然落ちません。
水自体透明ではありませんし、洗濯粉も香りはするものの、泡があんまり立ちません。

子ども達は毛布や蚊帳を言われなければいつまでたっても洗わず、
今、1週間に1回は洗う運動を進行中です。
ですが、毛布は水分を含むと重くて、何枚もあると重労働。
小さい子どもでは1人では到底しぼりきれないことが倦厭の理由でしょうか。
洗濯機のありがたさを感じます。

ただ、こちらではその「しぼり」だけは、甘いです。ゆるくしぼっても、十分に乾きます。
さすが、日照のパワーが違います。
初めは(全然しぼってないやん。びしょびしょのまま干している)と思ってびっくりしました。

洗濯すること約2時間。干す時間を合わせればもっとかかります。
やっとの思いで洗濯を終えるころ、泥だらけの子供たちが帰ってきます。

「あ~ もうそれは自分で洗ってよ!」

これが毎日続くのです。

(Reported by TOMIKO)