Cambodia 孤児院支援*現地レポート*自立人道支援プロジェクト

カンボジアのPCO孤児院★現地滞在のボランティアスタッフのレポートブログ*(2010年5月~)


2011年2月24日木曜日

2月23日(水)ポテトフライと豆スープ <大久保>

孤児院の御飯はシヌーさん、コムロンさん ご夫婦がいつも作って
くださっています。
今は、教室の隣に新しい建物を増築中で、仕事も多いため、また
一度は子供達にもごはんを作ってあげたかったので、夕飯を作ら
せていただきました。

献立はポテトフライと豆スープです。
1日3食、約22名分の食材にかける金額はだいたい15ドルから
20ドルだそうです。
お金をかけるのも嫌だったので、今回はじゃがいも6個と豆2カップ、
たまねぎ1個、キャベツの葉2枚のスープにしました。

こないだ日本の皆さんがいらっしゃったときに、油をたくさん置いて
帰ってくださったので、めったに食べることのできないだろうポテト
フライをしようと思いました。

しかし、この安易な発想が、えらい大変な目に。こちらの火はすべて
かまどで、炭からおこします。
そうすると、揚げ物のなど高い温度が必要なものは、かまど向きの
献立ではなかったんですよね。

けれども、こちらには、手伝いたくて仕方のない、子供達がいます。
それならと「じゃがいもを薄く切って!!」
「えっ うすくがわからない?」
「火、火、火がほしい」
「ちがう! そうじゃない!」
「もう、危ないから、あっちに行って!」
「はい、塩の係り!!」
「はい、皿に盛る!!」
などと、台所はうるさかったことでしょう。
日本語がわからない子どもたちと、余裕のない私。

それでも、完成したあかつきには
「とみこさん!」と言ってハイタッチを求めてきました。

こちらこそ、「みなさん ありがとう!! おかげでできましたよ」と
とても満足でした。

えっ お味ですか?

わかりません。みんな気を使ってくれているのか、「おいしい」としか
言わなかったので^^

私が楽しい時間を過ごさせていただきました。
みんな きれいに食べてくれてありがとう!!





(Reported by TOMIKO)