Cambodia 孤児院支援*現地レポート*自立人道支援プロジェクト

カンボジアのPCO孤児院★現地滞在のボランティアスタッフのレポートブログ*(2010年5月~)


2011年2月19日土曜日

2月18日(金)スントン先生の授業 <大久保>

孤児院の父、スントン先生は日本語講師が仕事だそうです。
現在は残念ながら、生徒がいないということで、子ども達の勉強を受け持たれています。

午前中は、午後7時から50分。
午後からは 15時から50分です。

スントン先生の授業風景と私の授業風景はまったく違います。
スントン先生のときは、みんな私語はありません。


「シーン」とした静寂の中で行われます。
ねぇ、子ども達、私のときとえらい違いやないの?!

さて、今日は満月の日。
仏様に特別なお供え物が奉げられます。

子ども達は自分達で集合して、お線香を立てながら、お祈りをしていました。
その後、みんなで外の満月を見上げました。
とても美しく、「ひとびとの 生きる喜びに 満たされますように」との言葉を言うと子ども達も私に続き、言葉を述べ、そろって手を合わせていました。


その姿が愛らしく、ブログに載せようと、写真を撮りたいと言ってパチリ。
撮り終わったら、「とみこさん ありがとう」と言い、不意だったせいか、その言葉がすっと私の心に届きました。

聞き分けが悪くて、ゴミだらけだし、サンダルはぬぎっぱなし、あっち向いても、こっち向いても
注意したくなるようなことばかりの日常ですが、こんな風にほろっとすることがあり、また明日もがんばろうと思うのです。


(Reported by TOMIKO)