Cambodia 孤児院支援*現地レポート*自立人道支援プロジェクト

カンボジアのPCO孤児院★現地滞在のボランティアスタッフのレポートブログ*(2010年5月~)


2010年6月19日土曜日

6月18日(金) 予定変更いざ <片山>

今日は実習ファームに行く予定。
朝から準備をして、待てども車が来ない!
いつもは8時過ぎに出発らしいが。。。

9時過ぎにようやくスンタンさんが登場。
しかし、何だかとても慌てている。
聞くと、朝早くに田んぼの村から電話があって、雨が降りそうだから
今来ないと中に入れなくなる。種まきは今だと連絡があったとのこと。
そのため、朝早くから行く準備に大わらわだったらしい。

PCOに着いてからも、年長者ともに蚊帳やゴザそしてお米・鍋を積み、
短時間で準備を終え、5人で出発。

なんといっても20haですから、2泊3日を想定しての作業です。
それでも終わらなければ、村の人に頼んだり一度こちらに戻って、
また大きな子どもたちのメンバーを数人連れて行くことを考えている
とのこと。

(写真:この広大な土地の種まきです)


PCO内はスンタンさんの妹さん夫婦のみになるので、こちらも心配しつつ
皆にしっかりと話をしていました。

出発した後の子どもたちは、誰もいなくなった入り口の部屋のハンモック
で休んだり、勉強するには中途半端な時間なので、皆で折り紙と絵を描い
てお昼まで過ごしました。
一人はとても折り紙が上手で、あっという間に折り紙が入っていた裏の紙
に書いてあった、犬を折っていました。
出来上がった絵や折り紙を壁に貼って、少しづつ壁がにぎやかになっています。

昼食後も金曜なのに、学校に行く準備をする様子がありません。学校へ行く
前には、水を浴び女の子は特にきれいに髪を整えて出て行くのですが・・・。

どうやら今日はお祭りで学校が休みだったらしいのです。

子供達はお昼ごはんが済んですぐ、「はたらく」と言って、畑に水をやろう
とはりきっていました。
暑いときの水遣りは野菜によくないので、4時まで待つよう声かけうけ納得。
ホースで水を遣ろうと思っていたようですが、水がなく結局皆で水を運んで
まきました。

実は多くの子どもたちは、月曜から3日間試験です!
日中は遊んでおりましたが、夜になると慌てて勉強する姿が!

田んぼの種まきも試験も無事終わりますように。。。

片山(くま)