Cambodia 孤児院支援*現地レポート*自立人道支援プロジェクト

カンボジアのPCO孤児院★現地滞在のボランティアスタッフのレポートブログ*(2010年5月~)


2010年6月1日火曜日

5月31日(月) スタッフ <大山>

現在、スンタンさんが雇っているスタッフはいません。
以前は8人くらい雇ったこともあったそうです。しかし、どの人も
事務室に座っているだけで、肝心の子どもたちの世話をしないで、
寄付金が入ったとみると、給料をたくさん要求してきたそうです。

今の村に引っ越してきてからも、スタッフのことでは頭を悩まされた
ようです。料理係で雇った女性が食材費をネコババしていて、
スンタンさんのいないところでは子どもたちに、ご飯と塩、または
醤油しか与えなかったそうです。


もう一人いたスタッフも、勝手に鶏を絞めて料理してビールを
飲んでは夜中に大きな声で騒ぐような人間で、二人とも子どもたちに、
「スンタンさんに言ったら、殺す」と言ってたそうです。それで、
スンタンさんの耳に入るのが遅れたそうですが、ある日こっそり
夜中に偵察に行き現場を押さえて、辞めさせるに至ったということ
ですが、ナイフで切りかかってきて警察沙汰になったとか。

カンボジアでは孤児院をしている人間はお金持ちだと
みんな思っていて、なんとかそこから、搾取しようと狙う人間が
多いようです。孤児院からも取ろうとする。。。
ちょっと考えられません。。。

大山(まる)