Cambodia 孤児院支援*現地レポート*自立人道支援プロジェクト

カンボジアのPCO孤児院★現地滞在のボランティアスタッフのレポートブログ*(2010年5月~)


2010年6月28日月曜日

6月27日(日) いざ! <片山>

昨日は寝る前に大雨になりました。
今日は朝から、ほとんどのメンバーが田んぼの堤防が不十分な場所を
作りに行く予定です。

行けるかしら・・・!?という感じでしたが、
一夜明けると雨も止み、何とか出発できそうな天気。

6時出発といえど皆がようやく本格的に動き出したのが5時半です。
6時20分頃車が来ていざ出発!

小さい子どもと最近熱が出たことのある子ども5人のみ残して笑顔で
「行ってきます!」

スンタンさんは、「自分たちは今はサポートを受けているけれど、
自分たちで生活することに向けて今がんばっている姿を見せたい。
自分たちが田んぼでしている作業を実際皆で行なって、
今後に向けて意識付けをしたい」という想いがあります。

今回ほぼ全員参加の形となったのは、そういうわけです。


さて、残ったメンバーはというと、午前中は勉強や絵を描いて過ごし、
午後は遊びの途中で部屋掃除をしたり、お洗濯をしたりして過ごしました。

子どもらしく、悪戯の連続でしたが・・・。

そうこうしているうちに、今日もまた大雨。

家の中に雨が入ってくるので水をかき出したり拭いたり、
気がつけば家の外に大きな水たまりができていました。

雨が上がると、昨日の芋の皮むきです。

(この芋です)

皮が層になっていて、きれいにくるっとむけます。

大量の皮をむき、水と塩を少し入れて火にかけます。
疲れた皆の今日の食事でしょうか。

笑顔で皆が帰ってきたのが5時過ぎ。
疲れた表情よりも雨が降ったので、とても寒かったようです。

車の後ろには大量のスダウの枝。

全部堤防はできなかったようですが、とにかく楽しかったとの声。
作業の意味ももちろんのこと、子どもにとって車で出かけていくことが
楽しいんだと感じますが、きっと何か心に残っていることでしょう。

片付け等を終えて夕食。お芋はなんと食後に出てきました。

ホクホクと甘くてとてもおいしいです。
繊維が残っているのは出して残します。
ご飯を食べた後も、皆嬉しそうに食べていました。

夜は疲れも知らず、元気に過ごしてふけていきます。

さぁ、明日はスダウの葉の日陰干しです。

片山(くま)