Cambodia 孤児院支援*現地レポート*自立人道支援プロジェクト

カンボジアのPCO孤児院★現地滞在のボランティアスタッフのレポートブログ*(2010年5月~)


2010年6月23日水曜日

6月20日(日) 颯爽と登場!    <片山>

明日から試験という感じがしない子どもたち。
勉強と口にするものの全くその気配なし。
元気に走り回っております。

午前中は大豆をまくところに堆肥を入れ、午後は暑い中も遊びに夢中。
15時頃、数人と破れ服をつくろっていると、畑の水溜りから大きな笑い声が。。。
小さい女の子2人が水溜りの中に入って、如雨露にたまった水をいれ
水遣りを始めていました。

全身泥だらけになりながら、大きい如雨露を運んでいきます。
そんな中、どこからか数人の男の子
が帰ってきました。

全身をスダウ(ニーム)の木で隠して「スダウ、スダウ!」
と口にしております。どこかでスダウを見つけたようで、
3人がそれぞれ大きな枝を手にしています。
一番先頭の男の子の枝にはしっかりと、根がついています。
あとの二人は根をつけようと努力したようですが、
結局つけられなかった感じです。

いったいどうしたんでしょうか。。。

植えるには大きな枝のため、根付くかどうか不安ですが、
今日のところは水溜りにつけておいて、明日どこかに
植えてみようと思っています。

実は朝、畑を耕そうと皆で鍬を探したけれど、どこにもみつからない!
ようく考えてみると、田んぼ作業に全部持っていっているようだと
気がつきました。

よって、堆肥を取るのももちろん手作業。米袋に堆肥を入れて運ぶのですが、
運ぶほうは「もっと入れて!」というものの、入れるほうは大変です。
途中ペットボトルを切ったものを持ってくる子どももいましたが、
結局役に立たず。
手で交代しながら入れました。

そのため、ニームの植える作業も少し先に延ばすかもしれません。

(写真:実は10日前のニームたち、一番大きなものよりもみな
大きくなり、葉も6枚くらいになっています。現物写真を
お見せできなくてすみません。)

<>


田んぼメンバーはまだ奮闘中とあって戻ってきません。

女の子の水遣り作業は男の子の登場によって交代。
さすが力強い!両手で如雨露を持ってわしわし運んでいきます。

元気に育て、野菜たち。