Cambodia 孤児院支援*現地レポート*自立人道支援プロジェクト

カンボジアのPCO孤児院★現地滞在のボランティアスタッフのレポートブログ*(2010年5月~)


2011年7月14日木曜日

7月13日(水)雨・・・ <船津>

昨晩は、雨が夜中に降り、今日はお昼から激しい雷雨。教室、お部屋のいたるところから雨漏り。
PCO孤児院のスタッフのカムロンさんは、部屋の中でわらのようなもので編んだ笠(帽子のようなもの)を被って、雨漏りの場所を点検。

孤児院の建物のまわりは赤土のため、激しい雨が降るとすぐに周りが川のようになってしまいます。

一度雨が降るとぬかるんで、地面が乾くのにもすごく時間がかかります。
おかげで地面はいつも凸凹です。

孤児院の敷地内だけでなく、その前の道も同じです。そのぬかるんだ道を子ども達は、立ちこぎで自転車で通学する姿は、たくましいなと毎朝思ってしまいます。
自分が自転車をこいだら、ずんずん埋まって進まないだろうなと想像しつつおかしくなりました(笑)

私が生まれたところも、自分が小さい頃は、そういう田んぼのあぜ道がありました。土の地面を自転車で走って、ぬかるんで、田んぼに自転車ごとつっこんだり。。
でも宅地化が進み、田んぼの横は住宅。すべてコンクリートで地面が土のところはほとんどなくなりました。ここでの生活は、子どもの頃にタイムスリップしたような感覚になります。大好きだった田舎暮らし。

そして、PCOのとなりは田んぼです。カンボジアのお米は、育苗をせず、種をそのまま田んぼに巻くようで、田んぼに草が生えているように見えます。スンタンさんも田んぼにも取り組まれていますが、なかなか難しいようです。
近い将来、日本の育苗の技術が伝えられ、子ども達が食べるお米を自分達で作れるようになったらいいなと思います。


ウォークマンを付けている子どもを発見!!やっぱりここにも近代化が進んでいる。。と思いました。
何を聞いているか聞かせてもらうと、カンボジアのお坊様のお話を聞いていました。これは、日本の子ども時代に経験したことがないですね。。

(reported by KABAKO)