Cambodia 孤児院支援*現地レポート*自立人道支援プロジェクト

カンボジアのPCO孤児院★現地滞在のボランティアスタッフのレポートブログ*(2010年5月~)


2011年7月22日金曜日

7月21日(木)早く元気になってね! <船津>

数日雨が続いてます。今日も朝から小雨が降り続きました。

方ちょっと雨が止んだときに、2日ぶりのゴミ拾い。
地面はぬかるんでいて、緑色のコケが生えてきました。

連日の雨で、子どもたちは毎日のように濡れて帰ってきます。ここでは、濡れて帰ってくるのが当たり前で傘はみかけません。ただ、このスコールのどしゃ降りの雨では傘をさしても同じですね。。
「寒い」「寒い」と震えながら帰ってくる子もいます。日本人の中では寒がりの私にも決して寒い気温ではないのですが。。(半袖で十分です。寝るときも上から被るものはいりません)
暑い国の子どもにとっては、今は日本で行ったら冬のような感じなのだと思います。今日も、カムロンさんご夫婦は、毛糸の帽子を被られていました。

風邪を引いて、ご飯をあまり食べれない子どももいるので、年長の女の子スレイロさんはみんなのために大豆を使って、おやつ(日本で行ったらぜんざいのようなもの)をみんなに作っていました。
みんなも甘くて温かいおやつがとってもうれしそうでした。












夜には、子どもたちの元気が戻っていたのも、スレイロさんのおいしいおやつを食べたせいかもしれません。彼女は、カムロンさん夫妻を手伝ってよくご飯を作ったり、子どもの世話をしています。みんなのお姉さん、お母さん的な存在なので、年齢を聞いてびっくり。。そんなに若かったんだ~ごめんなさい。。

それでもPCO孤児院に来た当初は、小学生の男の子によく泣かされていたそうです。今ではそんなことは微塵も感じさせず、貫禄も十分。子どもたちの信頼もあつい彼女。日本語の勉強が少し遅れているので、初級クラス・中級クラスの両方に参加してがんばっています。

夕方からは、また激しい風邪がふきはじめバケツをひっくりかえしたようなスコールが。。天井から、ドアの隙間から水が入ってきます。床が水で水浸し。雑巾がけをしました。教室の床はピカピカになりました。

早く晴れ間が戻って、風邪を引いている子どもたちにも元気になってもらいたいものです。




(reported by KABAKO)