Cambodia 孤児院支援*現地レポート*自立人道支援プロジェクト

カンボジアのPCO孤児院★現地滞在のボランティアスタッフのレポートブログ*(2010年5月~)


2011年7月30日土曜日

7月27日(水)市場へ <船津>

今日は、年長の女の子2名、高校生の男の子を連れて市場へ買い物に出かけました。シェムリアップにある「サールーン」という市場で、孤児院からはトゥクトゥクで20分くらいの場所にあります。カンボジアでの支援のときは、セアロが立ち寄られて、支援物資をお買いになるところです。

トゥクトゥク(アジアではよくあるオートバイのタクシー)に揺られること20分。途中は、雨の影響で道が悪くぬかるんでいて、降りて後ろから押すこともしばしば・・・買い物に出かける前に、「これは遊びではなく勉強に行きます」と伝えていたので、出発時刻や買うものの確認をしながらの移動でした。












市場に着くと、まずは掃除用具の買い物をしました。3人とも市場には5回ほど来たことがあるらしく、「外を掃除するほうきを買います」と伝えると、まっすぐにその店に向かいました。いきつけの店があるようです。
それから、ポットを探しました。最初に行った店では、値段を聞いて、もう少し探してみることにしました。同じポットでも、3軒とも値段が違うことに、驚いていました。「同じものなら安いほうがいいですね!値段が同じのときは、お店をよく見て、きれいに掃除してあってきれいに商品を並べてあるところで買いましょう。」ということで、3軒目の店でポットとバケツを購入。













続いて、野菜を見に行きました。八百屋さんは、市場の外の屋外にずらっと並んでいます。












女の子達は、孤児院で子どもたちのご飯を作るための料理の勉強中です。市場にも食材の選び方の勉強をしに、スンタン先生と奥さんが連れて来られているそうです。野菜をひとつずつを手に取り、選ぶのも真剣です。店の人に、野菜1つずつ値段を聞いてメモしていました。













カンボジアの物価の変動は激しく、最近はお米、野菜や魚の値段も上がっているそうです。家を建てるためのレンガが、突然2倍以上に価格が上がっていることも・・・日本では、小麦粉、ガソリン、タバコなどいつからいくら位引き上げになるか、だいたい前もって分かっています。買い物に行ったら、突然2倍になっているなんて、今の日本では考えられません。恵まれた国に住んでいるんだとつくづく感じます。

最後にお水を買い、本日の買い物はすべて終了。
帰り道、本日の買い物は、ほうき、ポット、バケツ、ざる、野菜・・・「全部でいくらになりますか?」と聞く予定でしたが、私がお水を買いに行き、トゥクトゥクに乗った瞬間「KABA子さん。今日の買い物は全部で62200リエルです」と聞く前に3人に答えを言われてしまいました。(日本円で約1200円)

帰り道は、途中でオートバイのガソリンがなくなって止まってしまい。。。男の子と近くのガソリンを売ってあるところまで走りました。ビン入りのガソリンを1本4700リエルで購入。(日本円で約100円)

汗だく、のどがカラカラになってがんばりました!

(reported by KABAKO)