Cambodia 孤児院支援*現地レポート*自立人道支援プロジェクト

カンボジアのPCO孤児院★現地滞在のボランティアスタッフのレポートブログ*(2010年5月~)


2011年7月25日月曜日

7月24日(日)頑張った分だけ!! <船津>

早いもので、もう一週間が経ち、また日曜日の大掃除の日になりました。今回で3回目の大掃除。雨が多大掃除の日は晴れてくれるので助かってます。今日は、いつもリーダーをやっている年長の男の子と女の子の2人がいません。いつも以上にみんな頑張っていきましょう!!

「リーダーやりたい人は手をあげてください。やりたいと思った人は、小さい子でもいいです。そのかわり、リーダーは一番頑張ってください」と言うと、小学生の女の子が1人「はい」と大きな声で手をあげました。その女の子と、高校生の男の子2人、年長の女の子が今日のリーダーです。「自分のリーダーのところに集まってください」というと、小さい子も自分で動けるようになりました。

天井のクモの巣とホコリがいっぱいだったので、破れた軍手と雑巾ではたきを作りました。それを初めて見た小さい男の子は、興味津々でハタキを使って掃除しているリーダーの後をついてまわって掃除の様子をみていました。








大掃除の日は、まず自分の身の回りの寝具と服の洗濯、整理整頓から始めます。
毎日洗濯をしているこは「モウ」(クメール語でもう終わりました。もうって初めは日本語かと思いました・・)と言って、すぐに掃除にとりかかります。3回目と合って、どこを掃除するか分かってきて、手際がよくなりました。小さい子も洗濯物を自分でたたんでカゴの整理。











「なんかおかしい・・・。男の子がやけに少ない」と思って部屋にいってみると、高校生のリーダーの男の子の部屋で5人の男の子が休んでいます。ドアをあけた瞬間、しまったという顔をする子、開き直る子、慌てて掃除をしているように取り繕う子いろいろです。「まだ、みんな働いてます」と伝えると、慌てて持ち場に戻りました。

掃除がひと段落し、教室に集合。頑張った子は、いっぱい汗をかきました。「今日自分で頑張ったと思う人は手を挙げてください」と聞くと「はい」とまっすぐに手をあげる子、もじもじして手があげられない子、
自分が一番知っていますね。今日は、女の子が最後までよく働きました。頑張ったリーダーと小さい女の子お菓子を配りました。「あれ?」って顔をしていましたが、「遊んでいた人にはありません。頑張った分だけです。」

昼ごはんの後は、掃除を頑張った子は、川の字になってぐっすりお昼寝をしていました。











(reported by KABAKO)