実習ファームの訪問には、お昼ごはんを作って
持参する。みんなの楽しみの一つでもある。
ごはんは炊いた鍋ごと、ふたが開かないように
クロマー(カンボジアの便利布。タオルのように、
何にでも使う)でしっかり固定して、持っていく。
今回のおかずは、香りの葉っぱ、調味料、にんにく、
唐辛子等にすり潰したインゲンを混ぜた、ごはんの
お供のようなお惣菜。そして、定番の魚の素揚げに、
葱入り卵焼き。
朝食後、すぐ準備をはじめる先生の妹さんご夫妻
の周りには、いつの間にか子どもたちが集まって、
料理の様子を見守っている。
中華なべには、魚が踊っていた。こんがりきつね色
になるまで、じっくり揚げる。
こうしたおかずをお皿に持って、みんなでつつき
ながら食べるのがカンボジア流。
ファーム訪問はさながらピクニックのようでもあり、
子どもたちはみんな行きたくして仕方ないのです、
とスンタン先生。
しっかり働いた後は、お代わりもすすむ。
外で食べるごはんは、おいしいね!
増田
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