滞在も残り4日になり、改めてこの2ヶ月に撮った子どもたちの写真を整理。滞在当初と今の子どもたちの顔つきが違うように見えます。女の子は、丸刈りにしたせいもあるのかもしれません。顔は少しふっくらとして、表情は少し引き締まったようにも見えます。
私が初めてこのPCO孤児院を訪問させて頂いた、昨年2010年6月の写真と見比べると更に大きな変化。
柱の影に隠れて見ている表情は、今はもうありません。日本語がだいぶ話せるようになって、自信もついてきたこともあるかもしれません。あどけない表情が少し大人になりました。
初めて会った時は、まだ赤ちゃんだった子が、今では敷地内を一番元気に走り回っています。
今この子は4歳。食事の時は、仏様の一番前に座り「いただきます」の号令を言い、三礼。
4年のうちの2ヶ月。子どもたちにとっての2ヶ月は、やっぱり大きいですね。だからこそ、この時期に何を見て、何を教わって育つかはとても大切なんだとつくづく感じます。
私も、両親、祖父母、先生、たくさんの人と出会い、みんなから何年もかけて幼少期にいろんなことを教えてもらい、今の自分があるのだとしみじみ思います。
そう思うと、セアロ、亜弥迦さんに出会わせてもらった奇蹟も、今ここでこの子どもたちにセアロを通じて出会わせて頂いたことも、今のこのかけがえのない体験すべてが、親やまわりの人が自分を育ててくださったから。
今夜は、久しぶりの満天の星空を見て、日本にいる両親の顔をふと思い出しました。「育ててくれて本当にありがとう」
明日は、滞在最後の大掃除の日です。満天の星空。晴天を期待して!!
PCOへ2ヶ月の感謝をこめて掃除をしたいと思います。ドロドロの汗を出し切って帰りたいです。
(reported by KABAKO)