Cambodia 孤児院支援*現地レポート*自立人道支援プロジェクト

カンボジアのPCO孤児院★現地滞在のボランティアスタッフのレポートブログ*(2010年5月~)


2011年8月3日水曜日

7月30日(土)心を落ち着かせて <船津>

停電があり、大雨で雨漏りしたり、子どもたちにとっては日常のことで対したことではないのでしょうが。。私は、1人バタバタと落ち着かない一日になってしまいました。

日本人宿舎での電気工事と子どもたちも外での作業の手伝いため、今日は変則授業。

昨晩停電は復旧しましたが、まだ電気のスイッチは使えず、今日は電線の交換する作業が行われました。小雨が降ったりやんだりする中、本降りになるまでに外での作業を終わらせようとシヌーンさん。
電気工事と宿舎隣の建物の建設が同時進行のため、大工さんの経験のあるシヌーンさんは大忙しです。

宿舎の電気は、孤児院の建物から引いてきてあります。建物の外に足場を組み、宿舎の中には机の上に脚立をのせ作業。孤児院から電線を引っ張り、天井を這わせスイッチまでつなぎあわせます。スイッチオン。電気がきません。交換した他の線も悪くなっていたようでした。

もう一度、繋いだ電線をはずし、線を交換。子どもが門の外にある配電盤を見に行きます。ここらへんのシヌーンさんとの連携も子どもたちは慣れたものです。再び、スイッチオン。今度はつきました。
みんな「パチパチパチ」拍手と笑顔でひと安心。

間もなく、また激しい大雨が降り始めました。幸い、停電はなくて一安心。


そして、昨晩からえひめAI用の「納豆作り」をしようと大豆をつけておいたので、適当なバナナの葉っぱを探し煮沸消毒。大豆を煮ていて、もう10分ほどの固さになり、弱火にしていたら大丈夫と一瞬の油断が。。戻るとちょっぴり焦がしてしまいました。大失敗。本当に情けない。。

今日は、何年かぶりに転んで膝を擦りむいたり、失敗だらけの一日でした。


今回の滞在中の自分の目標は「丁寧にすること」。まだ、全然できていません。もっと心を落ち着かせて、地に足をつけて、1つのことに集中する。一日の最後に深く深呼吸しました。

明日は、7月最後の大そうじの日。気持ちを切り替えて掃除をします。


(reported by KABAKO)