Cambodia 孤児院支援*現地レポート*自立人道支援プロジェクト

カンボジアのPCO孤児院★現地滞在のボランティアスタッフのレポートブログ*(2010年5月~)


2011年8月8日月曜日

8月7日(日)あと3回 <船津>

今日は日曜日。またまたやってきました大掃除の日。滞在期間中の大掃除も、残すところ3回。私も気合が入ります。外は、あいにく今にも雨が降ってきそうな重たい雲。

でも、室内は元気に大掃除開始!!今日のリーダーには、小学生の女の子3人、男の子1人が手をあげました。
7:30~9:30までの2時間で、自分達の部屋、教室、台所、トイレ、井戸、天井、壁etc・・の掃除を終わらせることが今日の目標。話をしたり、ふざけあってる時間はありません。



3人の女の子リーダーの、元気のいい声が響きます。「私はこっち。あなたは向こう。早く掃除して!!」ってかんじでしょうか。クメール語ですが、メンバーに指示を出しているのが分かります。
「リーダーが一番頑張る」という約束も守っていました。

室内の掃除も終わりに近づいたころ、またしても停電。「まっいいか~。切り替え、切り替え」(私も停電に慣れてきました)
「外の雨も上がったので、土がやわらかいうちに草取りしましょう」と教室の外の掃除をしました。


午後の授業時間になっても電気は戻らず、昼すぎからは、外の風雨がひどくなりました。雨が降りこんでくるので、窓を閉め、ろうそくの灯りで授業をしました。

キャンドルナイトのように見えますが、まだお昼です。




孤児院の窓は、日本の窓と違い木で出来ています。窓を閉めると昼間でも真っ暗。灯りがないと何も見えません。ソーラー電気があると、とっても役立つでしょうね!

日本からキャンドル作り用に持参した、お寺さんから頂いた使用されたろうそく。今日は、その中から長いものを選んで、そのまま教室の灯りに使わせて頂きました。
いつもろうそくは、子どもたちへ各部屋に1本ずつ渡されます。今日は、短いろうそくでも1人1本ずつ。手元を照らすろうそくの灯りに、うれしそうに勉強していました。


(reported by KABAKO)